社団法人金鵄会(きんし会)

社団法人金鵄会の会長 ご挨拶 小坂健介

 長野県長野高等学校の歴史は明治32年(1899)4月、長野県尋常中学校長野支校が独立して、長野県立長野中学校と称したことに始まります。その後、大正9年(1920)4月に長野県長野中学校に改称。第二次大戦後の昭和23年(1948)4月、新制高校の長野県長野北高等学校として再出発し、昭和32年(1957)4月、現在の長野県長野高等学校に改称しました。
 旧木造校舎(現・金鵄会館)は、長野中学校時代の昭和12年に起工し14年(1939)に竣工したもので、日中事変下に建てられた当時の時代性を物語る貴重な建物です。新校舎建設に伴い、この木造校舎は取り壊される予定でしたが、内外から保存を望む声が高まり、正面部分の一部を現在のかたちで残すことになりました。
 金鵄会は、この貴重な建物を末永く保存し、地域の教育文化振興の拠点として活用していくために、長野高等学校同窓会が中心となって平成11年(1999)年9月、長野県教育委員会認可の社団法人として発足しました。金鵄会館は平成15年(2003)、国の登録有形文化財に指定されています。
 社団法人金鵄会は、この旧木造校舎を旧制中等学校のシンボルとして維持管理するとともに、旧制中等教育関係資料を収集・公開し、後世へ受け継ぐことも使命と考えております。また、新しい時代を担う高校生の国際理解に資する活動及び、地域に開かれた生涯学習関連事業を推進してまいります。関係各位には今後とも格別なご協力を賜りますようお願い申し上げます。